ないでしょうか?
特に開港の街である“横浜”は明治以降、様々な国の文化が取り入れられ、
西洋料理を日本風に取り入れた独自の料理「洋食」が人気になり、
今や沢山の洋食店があります。
横浜の中でも中区にある福富町、野毛エリアは老舗の洋食店が多く、
知る人ぞ知る名店が数多くあります。
その中でも今回訪れたのは野毛にある「洋食キムラ」です。

『河童がトレードマークの入口看板』
「洋食キムラ」は昭和13年創業で、戦前は「ランチカウンター」という店名で
関内に出店したことが始まりです。
戦時中の外国語廃止令で「洋食キムラ」に改名し、戦災に遭って花咲町へ移転、
平成6年、現在の野毛店に本拠を移したそうです。
全部で2店舗あり、もう一店舗は新横浜駅ビル「キュービックプラザ」にあります。

どのメニューも人気がありますが、特におすすめするのは
何と言っても“ハンバーグ”
洋食屋の命とも言えるデミグラスソースがたっぷりかかって
いるからです。
親子3代に渡って受け継がれる不変で秘伝の味を提供してくれます。

『一階店内の様子』

『メニュー(一部)』

『飲み物メニュー』
ハンバーグセットはサラダが付き、パン・ライスからどちらか選びます。

『ハンバーグセットのサラダ』
レタス、トマト、ニンジンのシンプルなサラダ。
塩、胡椒、酢、油のみで作られたフレンチドレッシングは
自家製で酢と胡椒が効いていて、癖になる美味しさ。
レジでも販売しています。

『貝殻デザインの鉄器にたっぷりのデミグラスソースと半熟卵が添えられて
いるハンバーグ』
ハンバーグの食感はとても柔らかく時間をかけ作られたであろう丁寧さを
感じる事が出来ます。
デミグラスソースの味は濃厚でコクがあるのに、
後味はあっさりと感じられる不思議な美味しさで、
デミグラスソースの為に作られたという隠し味の自家製梅酒が
効いているのだと思います。
とろとろの半熟卵をお好みの加減でソースと絡めるとマイルドになり
より一層美味しさが増します。

ケチャップとマヨネーズを付けるのも美味。
それ以外にもクリームコロッケやビーフシチュー、グラタン、
ポークソテーなど隠れた人気メニューもあり、
どれも美味しく、懐かしい「洋食」を感じられる事間違いなしです。
【洋食キムラ 野毛店】 |
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住所 | 神奈川県横浜市中区野毛町1-3 |
アクセス | JR桜木町駅から |
営業時間 | <平日>11:30から14:30(ラストオーダー14:00)、17:00から21:30(ラストオーダー21:00) <土曜日>11:30から21:30(ラストオーダー21:00) <日・祝日>11:30から20:30(ラストオーダー20:00) <定休日>月曜日 (祝日の場合は翌日) |
電話番号 | 045-231-8706 |