便利コムブログ 新聞・ニュース 2015年7月19日 記事No.213

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  • 第153回 芥川賞 お笑い芸人 ピースの又吉直樹さんの「火花」が受賞しました

    2015年7月19日
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    ※ネタバレを含みます。

    7月16日に第153回芥川賞の受賞が発表されお笑い芸人の又吉直樹さんの「火花」と、羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」の2作品が受賞しました。

    芸能界からは3人目で、ミュージシャン辻仁成の「海峡の光」(96年)、同じくミュージシャン町田康の「きれぎれ」(00年)。お笑い芸人での受賞者としては初の快挙です。
    5月の三島由紀夫賞には惜しくも選ばれませんでしたが、満を持しての芥川賞の受賞です。


    「火花」のテーマは笑いとは何か、人間とは何かを描き綴っている小説です。

    あらすじは・・・お笑い芸人としてコンビで活動していた下積み時代を続ける主人公の徳永と4つ年上の常識破りで自分の身体を使って お笑いを表現する先輩芸人の神谷が出会い、そんな神谷に魅了され、 親交を深めていく二人。

    しかし徳永の相方が同棲相手の妊娠を機に芸人を辞め、徳永も自然と芸人を辞める形になる。

    数年後、再会した二人だったが、神谷がネタの為に豊胸手術をし、「おっさんのFカップなんておもろいやろ」と主張する姿に徳永は愕然とし、性同一性障害などで苦しんでいる人などを侮辱する行為であり、そのようなキャラクターがテレビで世間に身を晒して人気を得ることはできないと指摘し、神谷は自分の行動に後悔をする。

    そして、徳永は神谷の誕生日祝いとして二人が出会った地である熱海の温泉旅行に出かけ、そこでたまたま見つけた素人参加型の熱海お笑い大会があることを知り、二人でネタ作りを始める。

    そして神谷の様子を見た徳永は「生きている限り、バッドエンドはない。僕たちはまだ途中だ。これから続きをやるのだ」と気づくのだった・・・。そして神谷は、不意に「おい、とんでもない漫才思いついたぞ」と言い衝撃の結末を迎える。

    最後は実際に手に取って読むことをおすすめします。
    お笑い芸人が芥川賞受賞という事で、文体などインターネットでは賛否両論あるようですが、文学の世界を盛り上げたのは紛れもない事実なので、そういう意味でも素晴らしいと思います。







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